虹を追いかけて

WEST.が好き。

思いのほか平気じゃなかった件



無理だった。



無理。



私は、すばるがアイドルではなくアーティストになりたい気持ちは理解できたから平気なつもりでいたけど、

"関ジャニ∞から渋谷すばるがいなくなること"からは目を背けてた。



だって、すばるのいない関ジャニ∞なんて想像できなさすぎて...




7/6~7/8の3日連続生放送。

7人の関ジャニ∞が見られる最後の3日間。


この3日間のすばるからは

関ジャニ∞が大好き」

「残された関ジャニ∞でいられる時間をめいっぱい楽しむ」

っていうのが伝わってきすぎて、いつも通りでなんかいられなかった。

いつも通りにしてくれてたら、この現実と向き合わずに済んだかもしれないのに。

全然いつも通りじゃないんだもん。

あんな純粋なすばる、初めて見た。



7/6のMステ、オープニングの『がむしゃら行進曲』の歌い出し。


美しいこの世界に 声を枯らし唄う

君たちが明日の“ヒカリ”だ 輝き続けてくれ


この歌詞がすばるが関ジャニ∞に言っている言葉のように感じて、うわぁってなった。


そして最後の『NOROSHI』。

関ジャニ∞がかっこよすぎて、初めて

「あーーーいやだ」って思った。

これがもう見れないなんて、いやだ。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!


だってこんなにかっこいいのに。

やっとここまで来れたのに。


『LIFE~目の前の向こうへ~』をMステで初めて披露した時、緊張がめっちゃ伝わってきて、気合いがカラ回ってガチャガチャして全然ダメで、「もっとできるのに!ライブではめちゃくちゃかっこいいのに!なんでテレビでそれを発揮できないの!!」ってめっちゃ悔しかったの、昨日のことのように思い出せるのに。


それがこんなに安定感のある演奏になって、こんなにかっこよくなったのに。


もう見れないの?

うそでしょ??



7/7、関ジャニ∞クロニクル。

ヘブンリー...

すばるが7人で7人のために歌いたい曲で『Heavenly Phycho』を選んでくれたことが嬉しかった。

だよね、そうだよね、ヘブンリーだよね。

ありがとう。


関ジャニ∞クロニクルさん、ありがとう。

愛に溢れてました。



THE MUSIC DAY、『オモイダマ』。

ああ、そうだ。こうやって歌う人だった。

私の好きな歌い方だった。

そうやってこの歌を歌うすばるくんが好きだった。

力強くて、切ない、絞り出すような叫び。


もう聴けないの??

うそでしょ???



7/8、関ジャム完全燃SHOW。

7人の関ジャニ∞最後の姿。

「この日が来ないでほしいという思いでいっぱいだった」。

会見でのヨコの言葉が身に沁みてわかった。

本当にその通りだった。


スカパラさんと堂々とコラボする関ジャニ∞がかっこよくて誇らしかった。


最後のアイドルソングが『大阪ロマネスク』なのが嬉しかった。

そっか...ロマネか...そうだよね...

私が関ジャニ∞を好きになったきっかけの曲。

ヨコが「俺らとファンのみんなとのラブソング」って言ってくれた曲。

歌ってくれて、ありがとう。


7人の関ジャニ∞最後の曲は、

『LIFE~目の前の向こうへ~』。

だよね。そうだよね。やっぱり。

だって、大好きだもんね。

ずっと待ち望んでやっとできたバンドシングル。

ずっとずっと、大切にしてきたもんね。

知ってるよ。

だから、最後はこの曲だと思ってた。

最後がこの曲で良かった。


でも、『LIFE~目の前の向こうへ~』の歌詞が本当に憎いくらい今にぴったりで、この時のために作られた曲みたいで、この曲がなければ今日の日は来なかったんじゃないかとか変なこと思うくらいだった。


ねぇ、あんなに弱々しい歌い出し聴いたの初めてだよ。

いつもみたいに力強く歌ってよ。

弱気にならないでよ。

泣いちゃうじゃんか。

って、もう泣いてた。

イヤでイヤで泣いてた。

自分でもびっくりするくらい泣いた。

過呼吸になりそうだった。


本当はね、泣いてほしかった。

すばるにも。

メンバーも泣いて、ボロボロの演奏になるんじゃないかと思ってた。

メンタルがモロに演奏に出る人たちなの、知ってるから。


でもさ、全然崩れないの。

凄い安定感なの。

音めっちゃ綺麗なの。

ああ、こんなに成長したんだなぁって、改めて思った。

なんだこの人たちめちゃくちゃかっこいいじゃん。

知ってたけど、知らなかった。


演奏がかっこよければかっこいいほど、

「なんで」って気持ちと

「だからか」って気持ちと

両方出てきた。


せっかくここまで来たのになんで、って思うけど、こんなに素晴らしい演奏ができるようになったから、すばるも安心して出ていけるんだよね...。


この状況で素晴らしい演奏ができる関ジャニ∞を誇らしくも思うし、さみしくもあった。



大倉が笑ってて、ソロパートですばるに手まで伸ばしてさ、余裕そうなのが憎らしかったし尊敬した。

笑えるんだね。凄いね。強いね。


だからね、亮ちゃんが泣いたの、意外でびっくりしたけど、救いだった。

大倉が笑ってたのも、これからの関ジャニ∞に期待が持てる救いなんだけど。

亮ちゃんのあんなさみしそうな顔見たの、初めてだった。

わかるよ。さみしいよね。

一緒だよ。

一緒に泣いてくれて、ありがとう。

亮ちゃんが「さみしい」って泣けて、良かった。


でも、亮ちゃんのことだから歌えなかったのすごく悔しいんじゃないかな、自分を責めたりしてないかな、って心配したけど、「ダセーな」「それがきっと僕」って言える亮ちゃんで安心した。


最後、ヨコちょも泣いてたね。

ヨコちょだなぁ。

ありがとう。泣いてくれて。




すばるは、泣かなかった。

最後のペコジャニから、最後の関ジャムまで。

ずっと、瞳に涙が表面張力のように溜まっていたけれど、その涙を流すことはなかった。


泣いてほしかった。

泣いてくれたら、「ねぇほらさみしいでしょ?いやでしょ?やっぱりやめようよ。いやだよ。」って言えるのに。

泣かないんだもん...


だから、泣かなかったんだよね。

自分で言い出したんだもんね。

自分で決めたんだもんね。

泣いちゃダメだよね。

だから泣かなかった、すばるはえらい。

でも、だからこそ本当に揺るがない決心なんだとわかって、余計にさみしかった。

でもずっと、「何かを思ったらどうにかなりそう」だったんだよね。

ペコジャニでその言葉を聞けたのは、大きかった。



この3日間のすばるくんは今まで見たことないくらい純粋で綺麗な瞳をしていて、子どもみたいだった。

あんなに素直に楽しそうにリアクションしてるすばるくんを見たのは初めてかもしれない。

すばるはいつも何かを抱えているように感じていたけど、今はもう何も抱えていなくて、ただ純粋に今を楽しむことしかしていないあんな憑き物が落ちたような顔を見せられたら、もう何も言えないよ...




最後の最後、

「eighterー!!」

って叫んでくれて、ありがとう。

また聞けると思ってなかった。

びっくりした。


だってもうすばるの心は関ジャニ∞じゃなくなってて、自分と関ジャニ∞のことしか考えてなくて、私たちeighterのことなんてもう考えてないんだと思ってた。


だから信じられなかった。

「えっ、今すばる「eighter」って言った?」

って不安になってTwitterで検索したもん(笑)

そしたらみんなが呟いてるから、やっぱり幻じゃなかったんだと確信できた。


忘れてなんか、なかったんだね。

忘れてたのは、私の方だった。

忘れてた、eighterはすばるに愛されてること。


ねぇ、すばる。

すばるがファンを「eighter」って名付けてくれたこと、ライブで「eighterー!!」って呼んでくれること、どれだけ嬉しかったか知ってる??


すばるが、名付けたんだよ。

その名前を、置いていくんだね。


すばるは平気なの??

私たちは、平気じゃないよ...






ごめんね。

きっと私は、6人の関ジャニ∞を見れない。

見たくない。


現役のeighterじゃなくて良かったな、と思う。


しばらくは、極力関ジャニ∞を避けたい。


このブログを書くにあたって、録画を見返そうとも思ったんだけど、できなかった。




2008年7月7日。

東京ドームで、ヨコが

「国立競技場でライブしたい」

って言った。

この願い事が叶えられる日を、ずっと待ってた。

すばるがいる関ジャニ∞が国立競技場でライブする姿を見たかった。


6人で、このヨコの願い事が叶えられる日が来たら、その時は見に行こうと思う。


そして、驚かせてほしい。


6人の関ジャニ∞のかっこよさを見せつけてほしい。



だから、それまでバイバイ。




いつか、6人の関ジャニ∞渋谷すばる内博貴が共演する未来がありますように。




ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!!